映画セッション レビュー
セッションを観た感想と評価と映画解説!
まずはセッションを解説&あらすじ!
サンダンス映画祭でのグランプリと観客賞受賞を筆頭に、さまざまな映画賞で旋風を巻き起こした音楽ドラマ。ジャズドラムを学ぼうと名門音楽学校に入った青年と、彼にすさまじいスパルタ的指導を行う教師の姿を追い掛けていく。メガホンを取るのは、『グランドピアノ 狙われた黒鍵』などの脚本を手掛けてきた俊英デイミアン・チャゼル。主演は『ダイバージェント』などのマイルズ・テラーと『JUNO/ジュノ』などのJ・K・シモンズ。熱いドラマはもちろん、マイルズが繰り出すパワフルなドラミングにも圧倒される。
名門音楽学校へと入学し、世界に通用するジャズドラマーになろうと決意するニーマン(マイルズ・テラー)。そんな彼を待ち受けていたのは、鬼教師として名をはせるフレッチャー(J・K・シモンズ)だった。ひたすら罵声を浴びせ、完璧な演奏を引き出すためには暴力をも辞さない彼におののきながらも、その指導に必死に食らい付いていくニーマン。だが、フレッチャーのレッスンは次第に狂気じみたものへと変化していく。
セッション基本情報
上映時間 107分
製作年 2014年
監督 デイミアン・チャゼル
キャスト
ポールライザー
メリッサ・ブノワ
オースティン・ストウェル
楽曲 WHIPLASH
セッション評価!
偉大な音楽家になりたい主人公が、完璧な音楽のためならなんでもする鬼教師に耐えながら、手から血が出るほど努力する姿は見てる側も応援したくなる。映画時間が107分とそこまで長くなく退屈なシーンはなかったが、そのかわり個人的には父親との関係や、鬼教師の人間味、別れた彼女など、それぞれのキャラの人物像が分かりにくいように感じたのが正直な感想だ。証明の使い方や音質もかなりこだわってる作品になっていて、デイミアン・チャゼルのこだわりが伝わってくる映画になっている。途中までもとても良い映画なのだが、なぜ傑作と言われたのか分かるラストの9分はとても興奮した。
個人的な点数!
ストーリー☆4.5
映像☆4
配役☆4
音楽☆5
演出☆5
最後に。
観た後にジャズを聞きたくなるほど、この映画にのめり込んでしまう作品になっていて、ラスト9分は瞬きしてなかったんじゃないかと思うほど見入ってた。😅本人の緊張感なども見てる側にすごく伝わってくるような演出になっていてとてもドキドキする映画です。まだ観てない方は是非観て欲しい。