Aviciiの新曲「SOS feat.アロー・ブラック」が公開

故アヴィーチーによる新曲「SOS feat.アロー・ブラック」が、日本時間2019年4月11日午前4時に世界同時リリースされた。

　フィーチャリングされているシンガーは、アヴィーチーにとって最大のヒット曲「ウェイク・ミー・アップ」を歌ったアロー・ブラックだ。

　アヴィーチーの死後、楽曲を仕上げた共同プロデューサーKristoffer FogelmarkとAlbin Nedlerやアロー・ブラックがどのようにして楽曲が完成したのかを語るメイキング・ビデオ、そしてファンからのメッセージを集めた、ファン・メモリーズ・ビデオも同時公開されている。

　メイキング・ビデオには、Team Aviciiの意向により、世界中のファンへより理解を深めてもらうため、各国の言語の対訳が設定されている（YouTube上のメニュー「字幕」をクリックすることで表示）。

　また、日本レーベル公式サイトには英語詞に加えて日本語対訳も記載されている。

Aviciiについて少し解説していく。

2010年代に世界的音楽ブームとなったEDM。そのEDMを引っ張っていった1人がスウェーデンが送り出したDJ/プロデューサーのAviciiだ。18歳でキャリアをスタートさせた彼は数々のプロジェクトやコラボにより2013年にデビュー。テクノやディスコ、フォーク、ソウル、カントリー、レゲエまで融合しエレクトロにして聞き心地の良いポップなサウンドに仕上げ世に送り出してきた。ジャンルの枠を超え幅広い音楽で観客を魅了してきた彼だが、2018年4月に28歳という若さでこの世を去った。

新曲はAviciiが生前の時制作していた楽曲を元に作られたが、「ウェイクミー・アップ」など、数々の名曲を残したアーティストだ。個人的にAviciiの好きな曲は「waiting for love」「without you」「lonely together」「the nights」「hey brother」だ。

今もまだ現役で活躍していたら次々と名曲を世に送り出し更なる高みを目指せただろう。

今は亡きAviciiだが、彼が残した音楽はこれからも世界中のフロアを盛り上げるだろう。