映画キューブ レビュー
映画キューブを観た感想、解説、評価!
キューブのあらすじ&解説
奇抜なストーリー、斬新なビジュアル・センスで話題となったカナダ産異色サスペンス。謎の立方体(=CUBE)に閉じこめられた男女6人の脱出劇を、緊迫感漲る演出で描く。ゲーム感覚の謎めいた物語やシュールな美術・SFX等を駆使し、人間の闇部を抉った秀作。ある日突然、密室に閉じこめられた6人の男女。それは正方形の巨大な立方体だった。いったい何のために作られたものなのか、なぜ自分たちが閉じこめられたのかは誰も知らない。脱出方法は6つあるハッチのいずれかを選び、同じ立方体でつながっている隣に移動しながら出口を探す以外ないが、いくつかの部屋には殺人トラップが仕掛けられていた。そんな中、やがて彼らは安全な部屋を示す“暗号”に気づくが・・・。
キューブ基本情報
上映時間 91分
製作年 1997年
監督 ヴィンチェンゾ・ナタリ
主要キャスト
モーリス・ディーン・ウィン
ニコール・デ・ボア
デヴィット・ヒューレット
ニッキー・グァダーニ
キューブ評価!
この映画は低予算で作られ、当時流行った密室系のオーヴァージャンル・ゲームムービー。
内容自体は脱出といった簡単なストーリーだが、キューブの外にキューブ、殺人トラップ、個性の強いキャラクター、難解な数学、崩れる人間性など低予算で91分の作品で色々な要素の詰まった傑作。
何故ここに集められたのか、何が目的なのかというのは正直分からないままだが、それを抜きにすればとても楽しめるだろう。
個人的な点数!
ストーリー ★★★★☆
映像 ★★☆☆☆
配役 ★★★★★
音楽 ★☆☆☆☆
演出 ★★★★☆
緊迫感 ★★★★☆
最後に。
映画SAWなどが好きな人には楽しめる映画となっているだろう。
果たして出口はあるのか。難解な数学、構造を解きながら殺人トラップを避け脱出を目指すスリラー。
是非観て欲しい作品だ。