ケイーゴの日記

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ビリー・アイリッシュ、共感覚が音楽制作に与える影響を語る。「作る物は全部、何色でどんな質感で、何曜日か考えてある」

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今年3月にリリースしたデビュー・アルバム『ホエン・ウィー・オール・フォール・アスリープ、ホエア・ドゥー・ウィー・ゴー?』が、リリース9週目で3度目となる1位に輝いたビリー・アイリッシュが、いかに共感覚が自分の音楽に影響を及ぼしているか明かしている。

シナスタジアとも呼ばれる共感覚は、ある刺激に対して通常の感覚だけでなく異なる種類の感覚も生じさせ、一部の人に見られる特殊な知覚現象のことをいう。例えば文字に色を感じたり、音に色を感じたりするのが共感覚だ。

「iHeartRADIO」によると、YouTube Musicの企画「アーティストスポットライトシリーズ」に登場したビリーが、共感覚について次のように語っていたという。

自分がすることは全部視覚的に考えてるの。私は共感覚だから作る物は全部、すでに何色でどんな質感なのかとか、それが何曜日でどんな形をしているかって考えてある。私たち(ビリーの兄フィネアスも)は共感覚だから、すべてにおいてそんな感覚で考えてるの。

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ビリーは、自身の曲 “bury a friend”は灰色と黒、茶色といったダークな色で、対する“xanny”はもっとベルベット的で、「煙を感じるような感じ」だと表現している。

以前にビリーは米トーク番組『エレンの部屋』に出演し、無意識に反復的な動きや発声を引き起こすトゥレット症候群を患っていることも明かし、「だからって何も変わらない。疾患について何も言わなかったのは、私という人間を病気で決めつけられたくなかったから」と語っていた。