豪華アーティスト30名以上によって制作されたEarthについて
ラッパー、コメディアンとして活躍しているリル・ディッキー(Lil Dicky)さんの新曲「アース(Earth)」がリリースされました。
2019年4月18日(木)(現地時間)にYouTubeでプレミア公開されたミュージックビデオは、公開と同時に10万人以上が視聴し、すぐに数万のいいね!がつくなど、大変話題になっています。
それもそのはず、このビデオには、ジャスティン・ビーバーさんをはじめ、アリアナ・グランデさん、エド・シーランさんなど有名アーティストが多数出演。
アーティスト名と役
ジャスティン・ビーバー、ヒヒ
アリアナ・グランデ、しまうま
ホールジー、ライオンの子供
ザック・ブラウン、牛
ブレンドン・ウリー、豚
ヘイリー・スタインフェイルド、きのこ
ウィズ・カリファ、スカンク
ケヴィン・ハート(俳優)、
アダム・レヴィーン(マルーンV)、ハゲタカ
ショーン・メンデス、サイ
チャーリー・プース、キリン
シーア、カンガルー
リル・ジョン、貝
リタ・オラ、狼
ミゲル、リス
ケイティ・ペリー、ポニー
リル・ヨッティー、HPV
エド・シーラン、コアラ
ジョエル・エンビード(バスケットボール選手)
トリー・レーンズ
バックストリート・ボーイズ、コーラス
ジョン・レジェンド、コーラス
PSY
バッドバニー
クリス・ウー(中国の歌手、俳優)
この歌は、2018年11月にアメリカのカリフォルニア州で起きた大規模な山火事の映像から始まっています。
その後、路上で少年たちがゴミ箱をひっくり返したのを見たリル・ディッキーさんが、「ゴミを拾え」と注意します。
その少年たちの1人が拾い上げた本からアニメの世界が広がり、歌が始まります。
歌は、サビで何度も "We love the earth" というフレーズが繰り返されることからもわかるように、地球賛歌。
様々な動物や自然、異なる文化を持つ人たちが暮らす美しさを歌っています。
しかし、それだけでなく、環境問題に対する危機感を強く示し、地球を守るために行動するように促してもいるのです。
同じ懸念を持つアーティストたちが集結し、実現したのがこのチャリティーシングル「アース」なのですね。
ミュージックビデオの終わりの方に、俳優のレオナルド・ディカプリオさんが出てきたので、「歌うわけじゃないし、セリフもあまりないし、なぜここにレオが?」と不思議に思った人もいるかもしれません。
実はレオナルド・ディカプリオさんは環境問題に多大な関心があり、自身の名を冠した環境保護団体「レオナルド・ディカプリオ財団」を立ち上げています。
このチャリティーシングルは、人々に環境問題に関心を持ってもらい、資金を集めるために、レオナルド・ディカプリオ財団と協力して制作されたのです。
アメリカ人ラッパー・コメディアンのリル・ディッキーさんがリリースした「アース」には、そうそうたる大物アーティストが多数出演しています。
地球の美しさを歌うだけでなく、人々に環境問題に関心を持つことを促し、資金を集めることを目的として作られたこのチャリティーシングルは、この先もずっと歌われる名曲になる予感!
ぜひチェックしてみてください。
そして、折しも4月22日はアースデー。これをきっかけに、多くの人が何か行動に移すことができたら素敵ですね。